難波田城公園の こいのぼりと五月人形
最終更新日:2022年4月16日
難波田城公園では、毎年4月中旬から5月中旬まで、こいのぼりと五月人形を展示しています。今年も、2棟の古民家と資料館に展示しています。子どもたちの安らかな成長を願う気持ちは、今も昔も変わりません。
鯉のぼり(1) 旧大澤家住宅と旧鈴木家表門(長屋門)の間に飾っています。鯉のぼりも棹(さお)も市内の方々から寄贈された資料です。
開館日の午前9時に上げ、午後4時に下します。雨がふったり風が強いときは上げません。
鯉のぼり(2) 鯉のぼりの風習は江戸の町民が始めたといわれます。鯉の滝登りの伝説にちなみ、子どもの健やかな成長と出世を願いました。
旧大澤家住宅の五月人形(1) 五月人形には、よろい飾り、かぶと飾り、武者人形などの種類があります。奥座敷には武者人形3体を飾りました。なお、古民家に飾っている五月人形は、建物の寄贈者と別の、複数の市民から寄贈された資料です。
旧大澤家住宅の五月人形(2) 中座敷です。武者人形の一種として飾り馬もあります。
旧金子家住宅の五月人形 2組の段飾りです。よろい飾りを中心に各種の五月人形を組み合わせています。
資料館ホールの五月人形(1) よろい飾りです。開館祝いにあさひ銀行(現・埼玉りそな銀行)鶴瀬支店から寄贈されました。
資料館ホールの五月人形(2) かぶと飾りです。
紙のこいのぼり 今年(2022年)は5月3日のちょこっと体験で作ることができます。
紙のミニよろい 今年(2022年)は4月29日のちょこっと体験で作ることができます。
紙のかぶと 今年(2022年)は5月5日のちょこっと体験で作ることができます。大人もかぶることができる大きさです。
常設展示室に展示している、戦国時代の本物のかぶとです。
城跡ゾーンの水堀のショウブです。花がきれいなアヤメやハナショウブと葉の形が似ていますが、分類学的には距離がある植物です。ショウブの葉は、剣のような形や清冽な香りから、邪気を払う力があるとされ、端午(たんご)の節句に軒に吊るしたりお風呂に入れたりします。そこから菖蒲(しょうぶ)の節句ともいうようになりました。尚武(武をたっとぶという意味)と同じ音であることから、武具や武者人形を飾るようになったといわれます。