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全国的な感染拡大を受けて(令和4年7月22日)

最終更新日:2022年7月22日

全国的な感染拡大を受けて

令和4年7月22日 富士見市長 星野 光弘



市長写真

 市民の皆様には、日ごろから新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にご協力くださり、心から御礼申し上げます。
 また、毎日、大切な命を守るためにご尽力をいただいております富士見医師会をはじめとする医療機関、福祉機関などのエッセンシャルワーカーの皆様に対し、心から感謝申し上げます。
 7月に入り、全国で新型コロナウイルスの感染がこれまでにないスピードで急拡大しており、昨日の7月21日には、埼玉県を含む35都府県で1日の新規感染者が過去最多となり、全国の新規感染者が18万人を超えました。
 オミクロン株のうち、感染力がより強いとされる「BA・5」への置き換わりが進んだことが、主な感染拡大の要因とみられています。
 市民の皆様におかれましては、これから夏休みを迎え、旅行や帰省などにより、人と接する機会が多くなり、より一層の感染対策への注意が必要となることから、本市の感染状況や感染拡大防止対策等について、お伝えいたします。


市内感染状況や感染拡大防止対策等について

 7月7日に30人を超える感染者を確認してから増加を続け、7月14日には感染者が100人を超え、その後もたびたび1日の感染者が100人を超える日が確認されており、今年2月の第6波のピーク時に迫る勢いで感染が拡大しています。
 7月1日から18日までの1,021人の感染者を年齢別にみますと、20代が198人と一番多く、次に10代が180人、30代が170人と、40歳未満の感染者が感染者全体の53%を占めており、若い方の感染が多い状況です。
 感染者急増に伴い、市独自の支援事業である自宅療養者等への日用品等の支給の依頼件数も増えており、全庁で応援体制を組んで対応しております。
 しかしながら、新規感染者の急増により、支援を必要とする度合いの高い方に遅滞なく支援物資を支給することが難しくなってきており、支給対象者の見直しをする必要性が生じました。
 これまで支給対象者を自宅療養者と自宅待機を求められている濃厚接触者としておりましたが、7月25日申し込み分から支給対象者を、自宅療養者であり、生活物資を家族による購入やインターネットを利用しての購入が難しい場合に限定することといたしました。
 支援を必要としている度合いの高い方に遅滞なく、確実に生活物資を届けるための対応でございますので、どうかご理解のほど、よろしくお願いいたします。
 なお、日用品等の支給事業の詳細につきましては、市ホームページをご覧ください。

 次に、感染防止対策等についてお伝えします。
 感染予防には、ワクチン3回目接種が有効とされておりますが、本市では、7月18日時点で対象者の約67%の方の接種が完了いたしました。年齢別では、60歳以上の対象者の約89%の方の接種が完了している一方で、年齢が下がるにつれ、接種率は低い状況となっております。
 特に、12歳から19歳の方の接種率は、約32%、20代は約43%、30代は約51%と、感染が多く確認されている若い年代の接種率が低い状況です。ご自身や大切な方を守るためにも、早めに3回目のワクチン接種をお願いいたします。
 なお、市内接種会場では、7月13日からみずほ台病院において、ノババックス社が開発し、武田薬品工業が生産する新型コロナワクチンの接種を開始しました。このワクチンは、これまでのファイザー社などのワクチンとは異なり、「組換えタンパクワクチン」という種類で、これまでワクチンを接種できなかった方も、接種できる可能性がありますので、かかりつけ医等にご相談ください。接種予約は、ウェブ予約またはワクチン接種コールセンターで受け付けをしています。
 また、60歳以上の方などを対象とした4回目接種も重症化予防には重要です。本市では、4回目接種を6月17日から開始し、7月18日までで対象者の約13%にあたる約4,200人の方の接種が完了しています。市では、3回目接種から5か月が経過した60歳以上の方などに順次接種券を郵送しておりますので、接種券が届きましたら、接種をお願いいたします。
 そして、感染防止には、マスクの着用、手洗い、消毒、換気など基本的な感染防止対策の徹底が何より大切です。エアコン使用中におきましても、こまめな換気を心掛けてください。マスクの着用にあたっては、屋外で人との距離が確保できる場合はマスクをはずすなど、熱中症に気を付けながら、ご対応をお願いいたします。


 最後になりますが、現在、市では、様々な市制施行50周年記念事業を開催しています。7月24日の日曜日にはやなせ川いかだラリーが、7月28日の木曜日には松竹歌舞伎が感染対策を徹底したうえで開催される予定です。
 私は、こうした記念事業を通して、人と人のつながりを取り戻し、市民の皆様の笑顔の花を咲かせたいと思っております。

 市民の皆様、感染拡大をストップさせるため、そして何より、ご自身と大切な方の笑顔と健康、そして命を守るため、「ワクチン接種」と「基本的な感染防止対策の徹底」について、オール富士見で取り組んでまいりましょう。

お問い合わせ

秘書広報課 広報グループ

〒354-8511 埼玉県富士見市大字鶴馬1800番地の1 市庁舎2階

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