段階的緩和措置等を受けて(令和3年9月30日)
最終更新日:2021年9月30日
段階的緩和措置等を受けて
令和3年9月30日 富士見市長 星野 光弘
市民の皆様には、日ごろから新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にご協力くださり、心から御礼申し上げます。
また、毎日、大切な命を守るためにご尽力をいただいております富士見医師会をはじめとする医療機関、福祉機関などのエッセンシャルワーカーの皆様に対し、心から感謝申し上げます。
本市の新型コロナウイルス感染症の感染状況についてですが、9月の感染者数は9月29日までで235人の感染を確認しておりますが、9月中旬以降は一日の感染者数が一桁の日が続くなど、感染者は減少しております。これもひとえに市民の皆様お一人おひとりが感染防止対策を意識して行動していただいたおかげであり、深く感謝申し上げます。
全国に発令されていた緊急事態宣言は9月30日をもって解除されますが、埼玉県では、リバウンドを防ぐため、午後9時以降の外出自粛の要請などの段階的緩和措置等が実施されます。
本市においても、9月29日に新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、10月1日から公民館、交流センターなどの屋内施設について、感染対策を十分に講じたうえで夜間利用の再開について、決定をいたしました。
市民の皆様へ感染拡大防止対策のお願い
段階的緩和措置等により、10月24日までの間、埼玉県全域に感染拡大防止への協力が要請されています。
感染力の強いデルタ株の脅威が身近にある中、リバウンドを防ぐために、特に次の3つのことをお願いいたします。
1つ目は、外出時の3密回避などについてです。
外出をされる際は、混雑している場所や時間を避けるなど3密を回避し、少人数での行動をお願いいたします。また、午後9時以降につきましては、外出の自粛をお願いいたします。
2つ目は、帰省や旅行などについてです。
帰省や旅行など、県境をまたぐ移動の際は、基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。
3つ目は、飲食店の利用についてです。
飲食店を利用する際は、「彩の国新しい生活様式安心宣言飲食店プラス」のステッカーが貼ってあるかなどを目安に、感染防止対策がしっかりと講じられている飲食店をご利用いただくようお願いいたします。
ワクチン接種について
次にワクチン接種についてです。
9月26日時点で、約67,100人の方が1回目の接種を受け、うち2回目の接種が終了した方は、約56,100人となっており、対象者の55%の方の接種が完了しました。
9月27日の週からはファイザー製のワクチンも安定供給される見込みとなっており、接種を希望されるすべての市民の皆様に11月末には接種を完了できるよう取り組んでおります。
リバウンドを防ぐためには、多くの方にワクチン接種を受けていただき、集団免疫を獲得することが重要であると考えております。
10代、20代の若い市民の皆様には、ワクチン接種に不安を感じている方もおられると思いますが、デルタ株は感染力が強く、若い方も重症化する例が出ております。
不安な点やお悩みなどがあれば、一人で悩まずに、ご家族、医師や健康増進センターなど、周りの方にご相談いただき、ご自身の健康、そして家族や友人など大切な方を守るために積極的な接種をお願いいたします。
自宅療養者への支援策等について
最後になりますが、緊急支援策についてお伝えいたします。
市議会9月定例会に追加提案した支援策に係る補正予算が可決されましたので、主な内容をお知らせいたします。
自宅療養者向けの支援策といたしまして、おかゆ、ゼリーやスープなど療養されている方でも食べやすい食料品をプラスした支援物資セットの配送を拡充いたしました。これまで1回限りとしていた支給回数を食料品について、必要な場合は複数回とし、また、個数も家族の人数分を配送するようにいたしました。
また、長期化するコロナ禍における事業者への支援策として、現在実施中の小規模企業者支援給付金支給事業を拡充することといたしました。
今後におきましても、市民の皆様の命と生活を守るため、継続的な支援にしっかり取り組んでまいります。
感染拡大防止対策への市民の皆様のご協力やワクチン接種の進捗により、少しずつではありますが、良い方向に向かってきています。
しかしながら、コロナウイルスの脅威が去ったわけではありません。
リバウンドして、これまで続けてきた努力を無駄にしてはなりません。
市民の皆様、引き続き新しい生活様式を守り、富士見市一丸となって、一歩ずつ日常を取り戻してまいりましょう。
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