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急速な感染拡大を受けて(令和3年8月27日)

最終更新日:2021年8月27日

急速な感染拡大を受けて

令和3年8月27日 富士見市長 星野 光弘


市長写真

 市民の皆様には、日ごろから新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にご協力くださり、心から御礼申し上げます。
 また、毎日、大切な命を守るためにご尽力をいただいております富士見医師会をはじめとする医療機関、福祉機関の皆様に対し、心から感謝申し上げます。

 本市の新型コロナウイルス感染症の感染状況についてですが、8月の感染者数は8月25日時点で623人となり、本市のひと月あたりの感染者数では、これまでで一番多く確認された1月の208人の3倍にあたり、これまでにないスピードで感染が拡大しています。
 県内の感染状況は、20歳代の方の感染が一番多く、20歳代から40歳代の方が全体の約6割を占めるなど、年齢が若い方の感染が多く確認されている状況です。
 そうした中、政府は、埼玉県などを対象とした緊急事態宣言の期間を9月12日まで延長し、さらに8月25日には、新たに8道県を追加することを決定し、全国で21都道府県に緊急事態宣言が発令されております。
 本市においても、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、公民館、交流センターなどの屋内施設の新規の予約受付及び午後6時以降の利用停止と市主催のイベント等を原則中止とする対応を9月12日まで延長することとし、さらに、市内小・中・特別支援学校の夏休みを8月31日まで延長することを決定いたしました。

市民の皆様へ感染拡大防止対策のお願い

 県の緊急事態措置に基づき、9月12日までの間、埼玉県全域に感染拡大防止への協力が要請されています。
 感染力が強いデルタ株に置き換わりが進み、急速に感染が拡大していることを踏まえ、特に次の3つのことをお願いいたします。
 1つ目は、大規模商業施設の利用についてです。
 大規模商業施設には、入場者が密集しないように人数制限の措置などが県から要請されています。日用品の買い物で利用する際は、混雑を避け、周りの人との距離を取るなど、3密を避ける行動をお願いします。
 2つ目は、自宅での飲食についてです。
 飲食店での酒類の提供が自粛されている中、特に若い方の自宅での飲み会、いわゆる宅飲みについても十分な注意が必要です。換気の悪い部屋に長時間、大人数が集まる宅飲みは、感染リスクが高まります。オンラインを活用するなど、自宅に大人数が集まっての飲み会は行わないようお願いいたします。
 3つ目は、基本的な感染対策の徹底についてです。
 手指の消毒やマスクの着用、さらには、帰宅時のうがいや、エアコン使用時も定期的に換気するなどの基本的な感染対策の徹底を今一度お願いいたします。

ワクチン接種について

 次にワクチン接種についてです。
 ワクチン接種につきましては、8月24日時点で、約47,000人の方が1回目の接種を受け、うち2回目の接種が終了した方は、約40,000人となっており、市民全体の約36%の方が2回目のワクチン接種が済んでいます。県内平均と比較して高い接種率となり、これまで順調に進んできております。
 本市へのファイザー製のワクチン供給量は、8月は減少傾向にあり、集団接種を休止するなど接種回数の抑制を行っておりますが、9月以降は供給量が増加する見込みのため、接種回数の正常化が進む見通しです。
 12歳から39歳の方の接種予約につきましては、予定通り、9月7日から受付を開始いたします。
 また、すでに実施している保育士や学校の先生などのエッセンシャルワーカーの優先接種に加え、妊娠中の方や中学3年生および高校3年生の受験生への優先予約の受付を8月27日から開始いたしました。

自宅療養者への支援策について

 最後となりますが、自宅療養者への支援策についてお伝えいたします。
 急速な感染拡大に伴い、自宅療養者が増加しています。これを受けて、自宅療養者への独自支援策を拡充することといたしました。
 これまで、自宅療養者のうち希望される方へ、マスクやトイレットペーパーなどの日用品を詰め合わせた支援物資セットをお届けしておりましたが、8月27日からは、おかゆ、ゼリーやスープなど、療養されている方が食べやすい食料品も支援物資セットに追加し、自宅療養者の生活を支援してまいります。
 また、自宅療養者の不安に寄り添い、健康面や生活面での相談窓口を健康増進センターに開設いたしました。市の保健師が対応し、内容に応じて、医療機関や専門の支援機関につなぐなど、療養している皆様の不安解消に努めてまいります。
 このほかにも、現在、支援策の検討を進めており、市ホームページなどでお知らせする予定です。

 8月24日から東京2020パラリンピック競技大会が開幕しました。パラアスリートが、障がいを乗り越えて競技に挑む姿は、未来をつかみ取る力強さと、私たちに、コロナ禍の中で感染防止対策をしっかり取り組むことが大切であると教えてくれています。
 自分を、そして大切な人を守り、明るい未来をつかむため、これからも感染防止対策に取り組んでいただきたいと思います。

お問い合わせ

秘書広報課 広報グループ

〒354-8511 埼玉県富士見市大字鶴馬1800番地の1 市庁舎2階

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