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No,14・・・水子地区の夏祭り

最終更新日:2019年1月25日

天王様(てんのうさま)」と呼ばれる祭りは、牛頭天王(ごずてんのう)を祭神とする、人々を疫病から守る夏祭りです。水子地区では毎年7月15日に近い土曜や日曜に上組の氷川神社、城の下の八雲社、石井の八雲社で行われ、いずれの地区でも大人と子どもの神輿(みこし)囃子(はやし)花万灯(はなまんとう)が町内に設けられた神酒所(みきしょ)をまわります。

伝統を受け継いで

毎年、天王様の日は神輿や囃子が練り歩き、水子地区がにぎわいをみせる夏の初めの風物詩となっています。


水子上組の囃子

上組の氷川神社では、境内に屋台が組まれ、前夜祭である宵宮(よいみや)では「水子上組囃子連」による囃子の奉納があります。この囃子は、江戸時代嘉永年間には伝えられたとされます。



水子城の下組の囃子

城の下地区の祭りでは、「水子城の下組囃子連」による囃子がつきます。この囃子は、明治35~38年にかけて志木の高橋雛吉氏から伝授されたとされ、同日に行われている水谷東一丁目町会の夏祭りも神酒所となって祭りを盛り上げています。



石井地区の囃子

石井地区では、「水子石井囃子保存会」による囃子がつきます。この囃子は、江戸時代万延元年(1860年)に三芳町竹間沢から囃子を、踊りは竹間沢の神楽師前田太夫から習ったと伝えられ、囃子を学ぶために一年間かかったとの話も残されています。


水子地区

上組の氷川神社

城の下の八雲社

石井の八雲社

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