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No,29・・・市内の発掘調査(3)

最終更新日:2019年1月25日

松ノ木遺跡 第46地点

松ノ木遺跡は西みずほ台1丁目・3丁目にかけて広がる遺跡で、みずほ台駅の西側、みずほ台コミュニティセンターからみずほ台団地周辺にかけて位置しています。遺跡の立地する地形はほぼ平たんですが、遺跡の西側に流れる富士見江川の支流である唐沢堀に向かって緩やかに傾斜しています。過去に49か所の地点で旧石器時代の石器集中、縄文時代中期の住居跡、土坑、被熱した礫(れき)が敷き詰められた集石土坑(蒸し焼きや、石焼調理などを行った施設)などが確認されています。

松ノ木遺跡の位置

今回紹介する第46地点は、平成25年4月~5月に発掘調査を行いました。確認できた遺構は縄文時代中期(約5千年前)の住居跡1軒のみでしたが、そこから多量の土器・石器が出土しました。土器は住居跡内にたい積した地層の上の方から、少なくとも10個体以上が出土しており、下の地層(住居跡の床面付近)からは、わずかな土器しか出土していません。これはこの住居が使用されなくなってしばらく経過してから、松ノ木遺跡の集落のゴミ捨て場として、壊れて使えなくなった土器を廃棄していったと考えられます。

出土した土器の中には、赤く染められたこん跡のあるものや、蛇を模した装飾が付けられているものも確認できました。これから整理作業を進めていく中で、どのような資料が確認されていくか期待が高まります。また発掘調査中、関沢小学校の6年生も見学に訪れ、学校近くの地中から発見された縄文土器や石器にじかに触れ、驚いているようでした。


出土状況
住居跡から出土した縄文土器


発掘調査風景


見学に訪れた小学生

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