ワタ(綿)の種とアイ(藍)の種の配布について
最終更新日:2022年4月27日
ワタの種
アイの種
難波田城資料館では、毎年、ワタ(綿)とアイ(藍)を育て、体験学習に活用しています。その際にとれた種を、育て方の説明とともに3月から5月ごろにご希望の方に差し上げています。令和4年の種の配布は3月19日(土曜日)より開始しました。
令和4年の綿の種・藍の種の配布は4月27日で終了しました。
ワタ(綿)
ワタはアオイ科の植物です。資料館友の会木綿部会が、活動の一環として育てています。綿を収穫し、糸をつむぎ、その糸で布を織りあげています。
ワタの花
ワタの実
綿花
4月下旬から5月中旬に種をまきます。種をまいて3~4か月で花が咲きます。そして実ができ、秋になると実がはじけて、綿花になります。綿花を摘み、綿と種を分ける作業を「わたくり」といいます。わたくりをした後、綿打ち(繊維をほぐす作業)をし、糸をつむぐと木綿糸ができます。その糸を「はたおり」すると布ができます。
資料館では、わたくりの体験をはじめ、はたおり体験、糸つむぎ体験等を実施していますが、今年もコロナ禍のため開催は未定です。実施の際、詳しくはイベント情報などでお知らせします。
アイ(藍)
アイは、タデ科の1年草です。藍染めに使われます。毎年夏に行う「藍の生葉染め」に使うために育てています。
アイの苗
葉の茂ったアイ
3月~4月に種をまき、苗を育てると夏に葉が収穫できます。
その葉で、絹などが染まる生葉染め、木綿なども染まる乾燥葉染めをすることができます。
藍の生葉染め
藍の乾燥葉染め
配布方法
令和4年の綿の種・藍の種の配布は4月27日で終了しました。
育て方の説明は下記からPDF形式でダウンロードもできます。ワタの育て方(PDF:881KB)
アイの育て方(PDF:604KB)