離乳食・幼児食お助け情報
最終更新日:2020年5月12日
離乳とは、母乳や育児用ミルクだけでは不足しているエネルギーや栄養素を補完するために、少しずつ固さや形のある食べ物に慣れて、大人と同じ食べ物が食べられるようになる準備期間のことをいいます。この間に赤ちゃんの食べ方は、乳汁を吸うことから、食べ物をかみつぶして飲み込むことへと発達していきます。また、食べる量や種類が徐々に増え、献立や調理の形態も変化していきます。また、食べる行動は、食べさせてもらう状態から、自分で手づかみで食べる、スプーンを使って食べるなど、次第に自立へと向かっていきます。
赤ちゃんの食欲、食べる行動、成長・発達パターン等には、それぞれ個性があるので、一人ひとりの成長・発達に合わせて進めていきましょう。
離乳食の必要性
- 母乳や育児用ミルクだけでは足りなくなるエネルギーや栄養素を補給します。
- 食べ物を飲み込んだり噛み砕いたりする練習をしていきます。
- いろいろな口あたり、舌触り、におい、味を体験し、味覚や心を育てます。
- 「吸う」から「食べる」ことへの準備をし、食べることで消化吸収機能が発達していきます。
- 食事の習慣をつけ生活のリズムを作っていきます。
スタート時期
生後5~6か月頃になり、以下の様子がみられたら離乳食をはじめましょう。
- 首のすわりがしっかりして寝返りができる。
- 支えてあげると5秒以上座れる。
- スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる。
- 食べ物に興味を示す。
- よだれの量が増える。
赤ちゃんの発育や発達には個人差があるので、月齢はあくまでも目安です。赤ちゃんの様子をよく観察しながら、少しずつ進めていきましょう。
食物アレルギーの発症を心配して、離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果はないので、生後5~6か月頃から離乳を始めるようにしましょう。
注意することは?
- 離乳の開始前に果汁やイオン飲料は必要ありません。母乳やミルク以外の日常的な水分補給には、湯冷ましや麦茶を飲ませましょう。
- 蜂蜜は、乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため、1歳を過ぎるまでは与えないようにしましょう。
- 赤ちゃんは、細菌への抵抗力が弱いので、調理を行う際には、衛生面に十分気を付けましょう。
(手洗い・食べ物の洗浄・調理器具の洗浄と乾燥など)
- 離乳を進めるに当たり、食物アレルギーが疑われる症状がみられた場合、自己判断で対応せずに、必ず医師の診断に基づいて進めましょう。
進め方の目安
月齢ごとの赤ちゃんの様子と成長に合わせた離乳食の進め方やレシピをご紹介します。
(注記)上記の各月齢をクリックすると、詳細を見ることができます。
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