離乳後期(生後9か月~11か月頃)
最終更新日:2020年5月12日
すすめ方のポイント
- 離乳食はできるだけ毎日同じ時間に与え、食事のリズムを大切に1日3回食に進めましょう。慣れてきたら大人と同じタイミングで食事をとるようにする。ただし、赤ちゃんの胃腸への負担を考えて、3回目の食事は午後7時ごろまでに終えるようにしましょう。
- かみかみしやすいように、歯ぐきでつぶせるくらい(熟したバナナくらい)の固さにしましょう。
- コップで飲む練習を始めましょう。
- 共食(誰かと共に食事をすること)を通じて食の楽しい体験を積み重ねましょう。
1回当たりの目安量
穀類(g) | 全がゆ90~軟飯80 |
---|---|
野菜・果物(g) | 30~40 |
魚(g) |
15 |
または肉(g) | 15 |
または豆腐(g) | 45 |
または卵(g) | 全卵1/2 |
または乳製品(g) | 80 |
- この表は目安ですので、赤ちゃんに合わせて進め方や食品の量を調整しましょう。
- 離乳食が足りているか、食べすぎていないか不安になったら、母子健康手帳の成長曲線のグラフに体重・身長を記入して、成長曲線のカーブにそって伸びていれば大丈夫です。
離乳後期に食べられる食品
レシピの紹介
手づかみ食べ
手づかみ食べは、生後9か月頃から始まり、1歳過ぎの子どもの発達にとって、積極的にさせたい行動です。食べ物を触ったり、握ったりすることで、その固さや触感を体験し、食べ物への関心につながり、自らの意思で食べようとする行動につながります。赤ちゃんが手づかみ食べをすると周りが汚れて大変、食事に時間がかかる等の理由から、手づかみ食べをさせたくないと考える方もいると思います。そのような場合、汚れてもよい環境(新聞紙などを敷く)を整えてみましょう。
フォローアップミルクについて
フォローアップミルクは母乳代替食品ではなく、離乳が順調に進んでいる場合は、摂取する必要はありません。離乳が順調に進まず鉄欠乏のリスクが高い場合や、体重増加が見られない場合には、医師に相談した上で、必要に応じてフォローアップミルクを活用すること等を検討しましょう。
関連リンク
お問い合わせ
子ども未来応援センター 母子保健グループ
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