一、環境問題について取り組んでいることについて 本市では、環境問題への取組みとして、主に以下について取り組んでいます。 1ゼロカーボンシティの実現に向けた取組み 本市では、豊かな自然と持続可能な社会を次世代に引き継ぐため、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指し、令和4年4月10日の市制施行50周年記念式典において「富士見市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。 ゼロカーボンシティとは、2050年に二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を首長が公表した地方自治体のこと指し、ゼロカーボンシティの実現に向けて以下の取組を行っております。 (1)ときがわ町との森林整備に関する協定を締結し、森林整備を支援することで木の成長過程における二酸化炭素吸収量を確保(2)公共施設の創エネ・省エネ化(学校屋上への太陽光発電設備の設置、照明のLED化や外壁の断熱化など) (3)公共施設で使う電気の環境にやさしい電気への切り替え (4)市民や事業者に向けた太陽光発電設備や蓄電池、電気自動車や水素自動車などの購入に対する補助金の交付 (5)家庭から排出される廃食用油を再利用する拠点回収の施設数を10施設に拡充 (6)フードドライブの実施に必要な物品の貸し出しの開始 (7)市民緑地「諏訪の森」の一部を公有化 2ごみの減量 本市は、1人1日当たりのごみ排出量が679g(令和5年度実績)であり、埼玉県内63市町村の中で3番目に少ない状況にありますが、国が目標とする、ごみの総排出量の目標値と比較した場合、約10ポイント達成しておりません。 (平成24年度比:国16%減/本市6.3%減) ごみの減量化は、収集運搬経費の削減やごみ焼却場の負担軽減、温室効果ガスの排出抑制につながることから、以下の取組みを行っています。 (1)環境講座の計画的な開催 (2)市民へのごみ分別アプリの配信 (3)ICT化によるペーパーレス推進 (4)家庭で余った食品を子ども食堂などに寄付するフードドライブ実施 (5)家庭用廃食用油の拠点回収 (6)地域で、紙・布・金属などの資源物を集めてリサイクルする団体への奨励金交付 など 3路上喫煙やたばこのポイ捨て対策 路上喫煙やたばこの吸い殻のポイ捨ての問題を解決するためには、たばこを吸う人のモラルの向上が重要であると考えています。 本市では、より多くの人が集まる駅周辺を「路上喫煙禁止区域」として設定し、当該区域内におきまして、路上喫煙禁止を啓発する路上ステッカーやのぼり旗等を設置しています。 これらの取組みは、時間をかけて取組む必要がありますが、路上喫煙・たばこのポイ捨てゼロに向け、継続して取り組んでいきます。 4アライグマの捕獲・ムクドリの防除 特定外来生物に指定されているアライグマは、様々な環境への問題が挙げられています。具体的には、畑の農作物を食い荒らす、糞尿が建物の木材や断熱材を腐食させる原因となるなどです。 そこで、本市では、「埼玉県アライグマ防除実施計画」に基づき捕獲を実施しており、ここ数年では、1年間で120頭近くのアライグマを捕獲するなど、出産数が多いことから、捕獲頭数は増加傾向にあります。 現況を踏まえ、アライグマを捕獲するための罠の購入数を増やすなどの対応を図っています。ムクドリは、特定外来生物に指定されてはいませんが、夏になると駅周辺に大群が発生し、近くの街路樹や建物の屋上に留まり翌朝まで鳴き続けることから、人への影響が大きく、埼玉県だけではなく、東京都内などでも問題となっています。 人への影響としては、鳴き声による睡眠障害や道路の糞害などがあり、対策が求められていますが、野生の鳥獣は、鳥獣保護管理法により、原則として捕獲してはいけないことになっていることから、基本的には追い払う作業しかできないのが実状です。 このため、駅前に集中するムクドリの大群を音や光などで追い払い、分散させるなどの対策を実施しています。 二、(すべてのジャンルで)力を入れている問題TOP3について (注記)富士見市における主な重点施策(3点) (1)子ども・子育て支援、学校教育 ・子育ての不安の軽減 (妊産婦の健康、子どもの健康・発達・発育支援、子どもを育てる健康づくりの推進、妊娠・出産・子育てに対する伴走型相談支援、子育てに対する経済的支援) ・より多くの児童生徒が夢や希望を持っている (きめ細やかな指導による学力の育成、誰一人残さない教育の推進、自らの健康・安全を守る資質・能力と健やかな体の育成、地域の教育力を生かし、教育効果を高める学校教育の推進) (2)地域福祉、高齢者福祉、障がい福祉 ・多様なつながりの中で、自分らしく安心して暮らせる (自立に向けた支援、ともに支え合う仕組みづくり、公的サービスの充実、包括的な支援体制の充実) ・健康寿命の延伸 (元気なうちからの取組み・介護予防の推進) ・住み慣れた地域で今後も暮らし続けられる (在宅高齢者の支援、お互いの支え合いの推進、介護保険制度の推進) ・地域でその人らしい生活を送ることができる (障がい福祉サービスの充実、相談体制の充実、雇用・就労支援の充実) ・障がいのある人へ必要な配慮ができること (意識啓発の充実、交流の促進、暮らしやすい環境整備) (3)土地利用・住環境 ・すべての世代が快適で暮らしやすいまち (市街地区域・市街地調整区域の土地利用、計画的な土地利用の推進) ・住環境の向上 (良好な住環境の形成、居住環境に関する支援、燃えないまちづくりの推進、空家・空地対策) 三、「サステナブル」とはについて 本市では、持続可能なまちづくりを進めるために、市の最上位計画である「富士見市総合計画」に、令和3年度からSDGsを取り込んでおり、社会・経済・環境の3側面のバランスが取れた政策を推進するため、第1期基本計画の基本政策と、関連するSDGsのゴールを結びつけ、市の事業がどのようにSDGsにつながるのか関係性をわかりやすく示しています。 また、本市は、令和6年に内閣府から「SDGs未来都市」の選定も受けています。 「SDGs未来都市」とは、社会・経済・環境の3側面の新しい価値を創出し、持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域が選定を受ける制度で、令和7年度現在で選定されているのは215都市(216自治体)となっています。 この認定を受けて、『SDGsフジミライテラス』という、企業・団体・市民等が連携して、相互交流や情報共有による自律的取組みを推進するプラットフォームを創設しています。 令和7年度は、モデル事業として、本市にある勝瀬原記念公園での誰もがSDGsについて考え、貢献する機会となるマルシェの開催や、市内の埼玉県立富士見高等学校2年生を対象とした、自身の将来について考えるきっかけづくりのためのキャリア教育を実施するなど、様々な取組みを進めています。 市にとってのサステナブルとは、このように市が行う事業をわかりやすく市民に公表することと、それに賛同する多くの市民・企業等と共に持続可能なまちづくりを推進していくことです。 |