「富士見・ときがわ交流の森」の森林整備等の状況について
最終更新日:2025年10月7日
令和6年8月に締結した「富士見市とときがわ町との森林整備に関する協定」に基づく、ときがわ町の町有林の森林整備が令和6年度から始まっています。
森林整備を行っている場所は、ときがわ町の堂平天文台「星と緑の創造センター」近くの勝負平町有林です。
整備する森林の面積は約1.5ヘクタールあり、このうち約1ヘクタールについて、令和6年度に伐採、令和7年度に檜の苗の植林などを行う計画です。
こちらのページでは、森林整備の作業の様子などをお知らせいたします。
ときがわ町との森林整備に関する協定については以下をご覧ください。
富士見市とときがわ町との森林整備に関する協定を締結しました
令和7年9月・10月
植林をした森林の入り口付近に看板を設置しました。
この森林が富士見市とときがわ町の協定による森林であることをお知らせするもので、看板には植林した苗木の頃の写真と伐採前の「富士見・ときがわ交流の森」に生えていた檜の写真を配置し、約50年後にまた立派な森林になってくれることを期待した看板になっています。
また、檜の苗木が雑草の日陰にならないよう雑草の草刈りを行いました。檜の苗木によく日が当たるようにすることで順調な成長を促します。
令和7年度の森林整備の作業はこれらの作業を以って完了となりました。
令和8年度は、残っている檜の伐採や7年度に植林した範囲の草刈りを行う予定です。
看板写真
看板写真
看板写真
令和7年6月
檜の苗の植林作業が始まりました。
クワで穴を堀り、苗を植え、土を被せて踏みしめる作業を繰り返し、令和6年度に伐採を終えた約1ヘクタールの面積に約2,000本の檜の苗を植えていきます。
植えた檜の苗は鹿などに食べられないよう、ネットを張り対策を行います。
高さ約50センチ程度の苗は50年から60年という時をかけて20メートル近くまで大きくなります。
植林中の山の様子
植林中の山の様子
植林中の山の様子
植林した檜の苗木たち
檜の苗木の様子
鹿などから苗木を守るネットの設置
令和6年12月
檜の伐採が始まりました。
チェーンソーを使い、1本1本切り倒していきます。
切り倒した檜は重機で集められ、山から運び出されていきます。
約20メートルの木が切り倒される様子は大迫力!テレビで見るのとは全く迫力が違います。
伐倒の様子の見学や植林体験ができるイベントも考えていますので、その際はぜひご参加ください。
伐採した檜を重機で回収
伐採した檜
令和6年1月
森林整備を行うときがわ町の町有林の様子です。
生えている檜は、樹齢50年から60年を経過し伐採期を迎えています。
森林には、木材の生産、水源を蓄えることによる土砂災害の防止、生物多様性の保全のほか、二酸化炭素の吸収など様々な役割があります。これらの機能を維持するためには、ただ木を植えるだけではなく、成長に伴い過密となった森林内の立木の密度を調整するための間伐や伐採を行い、また新たな木を植えるといった一連のサイクルが必要です。成長した木を木材として利用することが日本の森林を守ることにつながります。
令和6年12月頃から伐採が始まります。
伐採前の様子
伐採前の様子
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環境課 環境保全係
〒354-8511 埼玉県富士見市大字鶴馬1800番地の1 市庁舎2階
電話番号:049-252-7129
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