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被災地支援「子どもたちに笑顔を」第3回を実施しました

最終更新日:2019年1月25日

 ふじみ野交流センターでは、東日本大震災・富士見市応援プログラムの一環として、「子どもたちに笑顔を」プロジェクトを実施しています。このプロジェクトでは、これまで平成23年10月15日、11月26日に宮城県東松島市内において、2回の活動を行ってきました。
 今回は、第3回として、宮城県東松島市内にある小野市民センターを訪れ、子どもから大人までが楽しむことのできる様々な催しを用意して被災者を応援する活動をしてきました。

「子どもたちに笑顔を」プロジェクト第1回の活動はこちらです。
東日本大震災・富士見市応援プログラム「子どもたちに笑顔を」第1回活動報告

「子どもたちに笑顔を」プロジェクト第2回の活動はこちらです。
東日本大震災・富士見市応援プログラム「子どもたちに笑顔を」第2回活動報告

活動報告

 活動は、「子どもたちに笑顔を」届けるため、市内で子どもに関わる仕事や活動をしている市民ボランティア(中学生から大人まで)と市職員あわせて34名で行いました。
 今回は、宮城県東松島市内にある鳴瀬被災者サポートセンターの方のご協力のもと、小野市民センターという施設をお借りして、周辺の小規模仮設住宅2か所、3つの小学校の放課後児童クラブ、近隣住民の方々を対象に活動を行いました。この地域は、広範囲に渡り津波による被害があった所です。
 当日は、約100人の参加があり、子どもから大人までとても多くの方々に楽しんでいただきました。

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。ボランティア活動の前に、現地で配ったチラシです。(PDF:213KB)
ボランティア活動の前に、現地の方々にこのようなチラシをお配りしました。

出発式で市長の激励のあいさつをいただいている写真です。
出発式では、市長の激励のあいさつのあと、市民ボランティアの方2名に、決意表明をしていただきました。


東松島市内にある仙石線野蒜駅の写真です。
ボランティア活動の前に、東松島市内にある仙石線野蒜(のびる)駅に立ち寄りました。 周辺には、折れた電信柱や街路灯などが残されていました。駅前は、以前住宅地でしたが更地となっていて、津波の脅威を参加者一人ひとりが、肌で感じていました。 住宅の跡地に花を手向け犠牲になった方のご冥福を祈りました。

子どもたちとドッジボールをしている写真です。
「当てちゃうぞー」 お借りした小野市民センターの大講堂で、ドッジボールやサッカー、しっぽ取りなどをして、みんなで思いっきり遊びました。


小さな子がサッカーボールで遊んでいる写真です。
将来の夢はサッカー選手! サッカーボールには市長、副市長、教育長のあたたかいメッセージを書いていただき、現地の子どもたちに届けました。 写真の男の子も、夢中になってボールを追っかけていました。

駄菓子屋さんでお菓子を選んでいる子どもたちの写真です。
「ポップコーンください」 会場の子どもたちには、「すまいる」という専用の通貨を配り、おかし屋さんでの買い物を楽しんでもらいました。 写真は、富士見市社会福祉協議会の協力を得て設けたわたあめとポップコーンのコーナーでの1枚です。


駄菓子屋さんコーナーの写真です。
「いらっしゃいませー、 駄菓子はいかがですかー」 駄菓子屋さんコーナーも、たくさんの子どもたちでにぎわいました。 写真のように、お店の手伝いをしてくれる子どもたちもいました。

みんなで餅つきをしている写真です。
「よいしょー、よいしょー」 子どもから大人まで全員で楽しめるように、餅つき体験も行いました。 周りの人に見守られながら、子どもたちも一生懸命になって餅をついていました。


もちを食べている子どもたちの写真です。
「もち、うんめぇー」
お餅は、あんこ、きなこ、宮城で有名なずんだ、そしてあたたかい雑煮にして食べました。中には、餅を30個も食べたという子もいました! 宮城では食べる習慣の無いという、大根おろしを使ったからみ餅を勧めると、意外にも「おいしい」という反応が返ってきました。

もちを食べるお母さんたちの写真です。
「いただいてまーす」 地元のお母さんたちも、つきたてのお餅をおいしそうに召し上がっていました。


編み物を楽しんでいる写真です。
エコたわし手芸にトライ! 大人の方に趣味を楽しんでもらおうと、和室を借りて手芸と茶話会コーナーを用意しました。 ボランティアスタッフとコーヒーや茶菓子をお供に会話を楽しみながら、エコたわし手芸を楽しんでいました。

人形劇公演をしている写真です。
エミちゃんもハイチーズ 今回も人形劇団東風(あゆ)の皆さんに人形劇をしてもらいました。 子どもから大人まで、会場にいたたくさんの人を、惹きつけていました。


オカリナ演奏をしている写真です。
オカリナ演奏では、会場の方々に歌詞カードを配布し、「トトロのうた」や「高原列車は行く」など子どもから大人まで、思わず口ずさみたくなるような選曲で会場を盛り上げました。

演奏にあわせてみんなで合唱をしている写真です。
会場には、市内で活動しているコーラスサークルの方々も参加していて、水戸黄門テーマ曲「ああ人生に涙あり」の時には、皆さんで涙を流しての合唱となりました。


女の子たちが歌を歌っている写真です。
6年生の女の子2人組が卒業式で歌う曲を披露してくれました。 とっても素敵な歌声で、聴いている人に深い感動を与えました。

缶バッチコーナーの写真です。
午後は、工作を楽しんでもらいました。 写真は、好きな絵を描いて、オリジナルの缶バッチを作っている写真です。


プラバンコーナーの写真です。
こちらは、プラバンコーナーです。 真剣なまなざしでペンを握り、みんなたくさんのプラバンを作っていました。

提供品コーナーの写真です。
会場の一角では、市社会福祉協議会などから寄付していただいた靴下や衣料品などの提供品を配りました。 子どもたちはたくさん並んだぬいぐるみに目をキラキラ輝かせていました。


いちごの提供をしてくださった桶田さんの写真です。
今回の活動にあたり、南畑の桶田さんからいちごを提供していただきました。また仙台の方からもあんこ、ずんだあんを提供していただきました。 現地の方々も、おいしそうに召し上がっていました。ご協力をいただき、本当にありがとうございました。



活動実施日

平成24年2月18日(土曜日)

今回の活動にかかった費用について

今回、現地にボランティアを派遣するためにかかった費用は、市民の皆さまからお寄せいただきました「東日本大震災被災地支援活動応援金」を使用させていただきました。
ご協力をいただきました皆さま、本当にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。

最後に

 今回は、1日を通して同じ会場での活動だったため、子どもから大人までたくさんの方々とゆっくり交流することができました。参加していただいた方からは「お茶を飲みながらおしゃべりできて楽しかった」、「遠い埼玉から来てくれるんだから、私たちも頑張らないとね」、「ボランティアの人が来てくれると、忘れられて無いんだとうれしい気持ちになる」などたくさんの声をいただきました。子どもたちからも帰り際に、「たくさん遊べて楽しかったよ、またね」と声をかけてもらいスタッフもとても喜んでいました。
 もうすぐ大震災から1年が経とうとしています。街の復興も被災された方々の生活の再建もまだまだ長い道のりです。これからも富士見市の皆様の暖かい気持ちを、被災地に届け続けたいと思います。

宮城県東松島市の場所

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