令和7年度「ふじみジュニア考古学クラブ」を実施しました
最終更新日:2025年12月13日
あつまれ!未来の考古学者
毎年、小学4~6年生を対象に、考古学の学習や体験を通し、富士見市の遺跡や歴史に興味をもっていただく機会として「ふじみジュニア考古学クラブ」を開催しています。令和7年度は、10月から12月にかけて全5回の日程で開催しました。
今回の体験で作成した「研究発表展」は、12月13日(土曜日)から令和8(2026)年3月1日(日曜日)まで、水子貝塚資料館で展示しています。
第1回(10月11日)遺跡のある場所を歩こう
雨天のため行程は短縮になってしまいましたが、大應寺境内の崖線や湧き水を見学し、どのような場所に遺跡が残されているかを学びました。
その後、文化財整理室・収蔵庫を見学しました。とても多くの土器が収蔵されている様子に、驚きの声があがりました。
大應寺境内から崖下を見下ろす
崖下の湧き水
文化財整理室の見学
第2回(10月19日)遺跡の調査を体験しよう
生涯学習課の協力により、調査中の氷川前遺跡で発掘調査の体験をしました。竪穴住居跡に堆積した土を掘り下げると、弥生土器の破片や細かい炭化物が出土しました。
また、古墳時代の竪穴住居跡で土器が集中して出土している様子を見学することができました。
指導を受けながら掘り方を学びました
発掘調査体験の様子
出土した土器の見学
第3回(11月8日)資料の調査・研究をしよう(1)
市内で発掘された土器を用いて、和紙を被せて墨を打ち表面の凹凸を写し取る「拓本」や、資料の正確な図面を方眼紙上に表す「実測」を体験しました。
図化する際に土器をよく観察することで、土器の器形や文様をより正確にとらえることができました。
拓本をとる様子
実測の様子
土器をよく観察して作図しました
第4回(12月7日)資料の調査・研究をしよう(2)/専門家から学ぼう
第4回の午前中は、前回の活動で作成した実測図の「トレース」や、資料観察の結果をもとに土器の時代を調べて、展示用の「キャプション」を作成しました。
午後は、さいたま市立博物館学芸員の瀧本さんから、「真福寺貝塚について」をテーマに講義をしていただきました。
縄文時代晩期の土器や透かし彫りの入った耳飾りといった、富士見市ではあまり見ることが出来ない資料を間近で見学することができました。
土器の特徴から時代を考えました
さいたま市立博物館の瀧本さんによる講義の様子
さいたま市で出土した耳飾りの観察
第5回(12月13日)研究成果を展示しよう
第3回と第4回で作成した実測図・拓本・キャプションを、元となった土器と一緒に研究の成果として水子貝塚資料館に展示しました。
見学者からどう見えるかなどをチェックし合いながら、皆で協力して展示を組み立てました。
展示の組み立て
どう見えるか確認し合いながら資料を配置しました
展示の前で記念撮影
水子貝塚公園
〒354-0011 埼玉県富士見市大字水子2003-1
