子ども未来応援ネットワーク会議について
最終更新日:2022年9月20日
厚生労働省が実施している「国民生活基礎調査」によると、子どもの7人に1人が貧困の状態にあると報告されています。中でもひとり親世帯は2人に1人が貧困の状態にあり、特に厳しい現実が浮き彫りになっています。市では、平成25年度に制定された「子どもの貧困対策の推進に関する法律」に基づき、 富士見市子どもの貧困対策整備計画『夢つなぐ富士見プロジェクト+(プラス)』を策定して県内でもいち早くこの問題に取り組んでいます。
子どもの貧困対策について、詳しくは「 子ども未来応援センター」のページをご覧ください。
子ども未来応援ネットワーク会議の結成
富士見市では子どもの貧困対策に正面から向き合おうとする民間企業・NPO・町会などの地域組織や団体、および行政が一体となった『子ども未来応援ネットワーク会議』が立ち上げられました。
貧困の連鎖を断ち切り、すべての子どもたちが夢に向かってチャレンジできる社会の構築を目指して、子どもの貧困対策推進に向け活動しています。
会議の様子
平成30年6月
平成31年1月
令和元年6月
- 組織構成
- 富士見市子ども未来応援ネットワーク会議の構成は、富士見市商工会などの民間団体15団体と町会長連合会などの地域団体13団体の皆さんが、行政とスクラムを組みオール富士見で活動しています。
子ども未来応援ネットワーク会議の参加団体一覧(PDF:230KB)(令和3年1月現在)
- 活動内容
- (1)子どもの貧困対策に関する各種事業展開の状況把握と情報共有
(2)「子どもの夢つなぐ市民運動☆ふじみ」の展開
- 子ども未来応援基金への事業支援
- 上記、「子どもの夢つなぐ市民運動☆ふじみ」の活動を通して設置された、子ども未来応援基金を応援します。
「オール富士見」で子どもを育てる
最近の研究で10歳までの体験機会が子どもの協調性や忍耐力、計画性などの生活力とも言える「非認知能力」に大きく左右することが分かり、10歳以下の体験機会の重要性が見直されました。
生まれた環境に成長が左右されないよう、その体験機会を作るのが、私たち大人の責務です。
「子どもの夢つなぐ市民運動☆ふじみ」は市内の企業や事業所、地域団体、行政、そして市民の皆さんと協力して子どもをサポートする市民運動です。私は富士見医師会会長として、医療を通して携わりますが、貧困の連鎖を断ち切り、いい循環をつくるためには、ほかにもあらゆる面からの支援が必要です。
社会の宝である子どもたちを親だけでなく、地域全体「オール富士見」で育てていきましょう。
富士見市子ども未来応援ネットワーク会議
副会長(富士見医師会 会長)
日鼻 靖
お問い合わせ
子ども未来応援センター 子ども未来応援(計画推進)グループ
〒354-0021 埼玉県富士見市大字鶴馬3351番地の2(健康増進センター内)
電話:049-252-3773
ファックス:049-252-3772