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市民団体の皆さんが被災地でボランティア活動をしてきました!

最終更新日:2019年1月25日

 市は、東日本大震災で甚大な被害のあった宮城県東松島市に対し「災害時相互支援協定」を結び、さまざまな支援活動を実施しています。東松島市は、住宅の高台移転のための造成工事を急ピッチで進めており、ようやくこの4月に災害公営住宅が一部完成し、入居が始まりました。高台移転がすべて完了するには、5年ほどかかるそうです。
 このたび、市民ボランティア「えがお富士見」の皆さんが災害公営住宅入居開始の節目に、ボランティア活動を実施しましたのでご紹介します。

活動報告

活動は市民ボランティア、高校生、大学生、市職員あわせて32名で行いました。準備段階から、現地の鳴瀬サポートセンターのご協力をいただき、小野市民センターを会場にして活動しました。完成したばかりの災害公営住宅にお住まいのかたや近隣の仮設住宅にお住まいのかたなど150名ほどのご来場があり、子どもたちから高齢者のかたがたまで、たくさんの笑顔であふれました。内容も子ども向けの遊びコーナー、人形劇公演、地元コーラスグループの合唱、牛タンのっけカレーライスの提供、寄付していただいた絵本の配布、手芸体験コーナーなど盛りだくさんで楽しんでいただきました。

早朝に、鳴瀬サポートセンター所長さんの説明で野蒜地区の被災地域の視察をしました
早朝に、鳴瀬サポートセンター所長さんの説明で野蒜(のびる)地区の被災地域の視察をしました


高台移転のための造成工事の現場



会場の小野市民センター前に完成した災害公営住宅


会場の小野市民センター講堂にお客さんが来始めました


駄菓子準備完了
駄菓子コーナー準備完了


綿菓子、ポップコーン



子ども広場、手作りおもちゃ


子ども広場、マンカラ対戦



子ども広場、復活ボール遊び


手芸体験コーナー



絵本の提供コーナー


地元コーラスグループ「ホットシンガーズ」の皆さんによる合唱



カレーライスができました


人形劇の公演、牛タンのっけカレーライスの提供



会場風景


活動を終えて、お世話になった鳴瀬サポートセンター所長さんを囲んでの記念撮影


活動後、石巻市日和山に登り、被災地域の視察をしました
活動後、石巻市日和山(ひよりやま)に登り、被災地域を視察しました


旧北上川の中州に石ノ森章太郎漫画館が見えます


活動実施日

平成26年6月7日(土曜日)

最後に

津波で壊滅的な被害を受けた地域は、瓦礫は片づけられたとはいえ、更地のままで雑草が生い茂り、復興の姿を見ることはできません。被災したかたがたの仮設住宅での暮らしも3年3か月を超えました。しかし、ここで一部とはいえ災害公営住宅が完成し、入居が始まったことで復興の兆しを見ることができました。一方で、震災以来助け合って生活してきた仮設住宅でのコミュニティが崩れる不安もあると聞いています。すべての被災したかたがたが仮設住宅を出て、新しい住宅での生活ができるようになるまで被災地に寄り添い、エールを送り続けたいと思います。市民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

宮城県東松島市の場所

お問い合わせ

危機管理課

〒354-8511 埼玉県富士見市大字鶴馬1800番地の1 市庁舎2階

電話番号:049-256-7962

FAX:049-251-2760

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