各種がん検診

がん検診の目的は、自覚症状のない早期のがんを含むさまざまながんを発見し、そのがんで死亡する可能性を減少させることが目的です。
がん検診の目的は、無症状のうちにがんを早期に発見し、適切な治療を行い、がんによる死亡を減少させることです。単に多くのがんをみつけることが、がん検診の目的ではありません。

富士見市では職場等で検診などの機会がない方に次の個別または集団検診を実施しています。

• 個別検（健）診：実施医療機関（富士見市、ふじみ野市、三芳町）で受けられる検診です。
• 集団検（健）診：富士見市健康増進センターで受けられる検診です。

検診によって受診方法や日程などが異なりますので、内容を確認して受診してください。

• 肺がん・結核・胸部疾患検診

• 大腸がん検診

• 胃がん検診（内視鏡検査）

• 胃がん検診（バリウム検査）

• 胃がんリスク検診（ABCD検診）

• 乳がん検診

• 子宮頸がん検診

• 前立腺がん検診

がん検診以外の検（健）診については「その他の検（健）診」のページをご覧ください。

（注1）胃がん検診内視鏡検査を受診された方は、同年度中に胃がん検診（バリウム検査）は受診できません。
（注2）受診を希望される方は、受診履歴を確認しますので健康増進センターまでお問い合わせください。

以下に該当する方は検診の対象外です。

1. 現在、胃がんで治療中もしくは経過観察中の方
2. 胃や十二指腸の疾患で治療中もしくは経過観察中の方
3. 胃全摘術後の方
4. 咽頭・鼻腔などに疾患があり、内視鏡の挿入ができない方
5. 呼吸不全のある方
6. 急性心筋梗塞や重篤な不整脈などの心疾患のある方
7. あきらかな出血傾向またはその疑いのある方
8. 重度の高血圧の方
9. 妊娠中または妊娠の可能性のある方
10. 入院中の方

（注1）胃がん検診（内視鏡検査）を受診された方は、同年度中に胃がん検診（バリウム検査）を受診できません。

以下に該当する方は検診の対象外です。医療機関での受診をお願いします。

1. 胃や十二指腸の疾患で治療中もしくは経過観察中の方
2. 食道や胃、大腸など消化器系の切除術を受けたことがある方（腹腔鏡手術を含む）
3. 消化管穿孔や消化管急性出血、腸閉塞などの既往がある方
4. バリウム製剤に対し、過敏症（じんましん、息苦しさ、手足が冷たくなる等）の既往歴のある方
5. 過去1年以内に手術をされた方（すべての手術を含みます）
6. 過去1年以内に心筋梗塞や脳血管疾患を発症した方
7. 便秘症の方（検診当日、すでに3日以上排便のない方）
8. 飲水制限のある方（腎不全、心不全など）
9. 常時酸素吸入が必要な方（慢性呼吸器疾患など）
10. 体重130キログラム以上の方

胃がんリスク検診とは、血液検査によってピロリ菌とペプシノゲン値（萎縮性胃炎の診断）の2種類をチェックして、将来の胃がん発症リスクを調べる検診です。（胃がんの有無を確認する検診ではありません。）
ピロリ菌とペプシノゲン値のどちらか（または両方）が確認された場合には、内視鏡等による精密検査を行い、胃がんの有無を確認する必要があります。

以下に該当する方は検診の対象外です。

1. 明らかな上部消化器症状があり、胃や十二指腸の病気が強く疑われる方
2. 食道・胃・十二指腸の病気で、治療中や経過観察中の方
3. 胃酸分泌抑制薬（プロトンポンプ阻害薬）を服用中、もしくは2か月以内に服薬していた方
4. 腎不全、腎機能障害の方（血清クレアチニン値3mg／dl以上の方）
5. 胃切除後の方
6. 既にピロリ菌の除菌療法が完了している方

（注1）2年に一度の検診です。令和5年度（令和5年4月から令和6年3月の期間）に市の乳がん検診を受診している場合は対象外です。ただし、無料クーポン券対象者は、前年度の受診履歴に関係なく申し込むことができます。

以下に該当する方は検診の対象外です。

1. 豊胸手術やペースメーカー埋め込み術を受けられた方
2. 妊娠中または妊娠の可能性がある方
3. 授乳中または授乳終了後6か月未満の方

また.30歳代の方には乳がん検診を受けた場合の補助金制度があります。
詳細は「30歳代の方の乳がん検診補助について」をご覧ください。

（注1）受診を希望される方は、受診履歴を確認しますので健康増進センターまでお問い合わせください。
（注2）前年度に妊婦健診の子宮頸がん検診を受診している場合も、受診歴があるとみなします。
（注3）無料クーポン券対象者は、奇数月・偶数月に関係なく申し込むことができます。

• 同等の病気治療中、経過観察中または治療予定の方は受診できません。
• 年度内に同等以上の検（健）診や検査を受けた方は対象になりません。
• 症状のある場合は、医療機関での受診をおすすめいたします。
• 重複受診や対象外での受診は、全額自己負担となりますのでご注意ください。
• 生活保護受給者は受診料が免除されます。
• 結果が要精密検査となった場合は、必ず早めに精密検査を受けてください。

市で行うがん検診を受診していただくと、富士見市版健康マイレージ事業に参加した方に対して、市独自の健康ライフポイントを付与しています。
詳細は富士見市版健康マイレージ(健康ライフポイント)についてをご覧ください。

国の新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業実施要綱に基づき、富士見市でも対象の方に無料で受診できるクーポン券を送付します。
令和6年度の対象者は下表のとおりです。詳しい受診方法はクーポン券と一緒に同封します。この機会にぜひ受診しましょう。

（注記）対象年齢は令和6年4月1日時点での年齢です。