このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
本文ここから

講座「DV、ジェンダー、男女共同参画を考える」を開催しました!

最終更新日:2019年1月25日

 平成27年3月4日(水曜日)に、特定非営利活動法人OASIS FUJIMIが「県政出前講座」の依頼で、「DV、ジェンダー、男女共同参画を考える~イメージにとらわれないあなたの主体性は?~」と題し、デートDVに関する内容で講演を行いました。

 講師は、「モモタロー・ノー・リターン&サルカニ・バイオレンス」の著者である奥山和弘氏です。午前は一般の方、午後は市立富士見台中学校3年生の生徒に向けての講演です。


講師の奥山和弘氏以前は教師をされていたとのこと。一人ひとりに語りかける話し方で、聞く人の心に語りかけているようです。

著書
著書「モモタロー・ノー・リターン&サルカニ・バイオレンス」


 今回は、デートDVについて知ってもらおうと「サルカニ・バイオレンス」がとりあげられました。

 この話は、「サルカニ合戦」に出てくるサルとカニが、恋愛の末、結婚するところから始まります。サルが「柿の種を植えて、僕のために立派な柿を実らせてくれないか」とプロポーズし、それにカニは心から応えます。
 カニは、プロポーズの言葉どおり、毎日柿の種にせっせと水をやり続けます。サルは、カニの作ったおにぎりを持って仕事に出かけるなど、幸せな新婚生活を送ります。

 ある時、カニは、サルに柿の種を一緒に育ててもらえないかと頼みますが、サルは聞く耳を持たず、断ってしまいます。カニは、「きっとサルは仕事で疲れているのだろう」と気を遣い、それからもサルの力を借りることなく、日に日に大きくなっていく木を育てていきます。

 やがて、サルとカニの間には元気な子どもが生まれ、念願の柿の実も成りますが…。ある日、事件が起こってしまうのでした。

午前は一般の方に向けて

講義のようす

 午前は、サンライトホールで開催され、約20人の方が参加していました。

 奥山氏は、午後には中学生を対象に同じ講座を行うことを皆さまにお伝えし、「中学生向けの内容ですが…」と前置きをしてから、お話を始められました。


岩本代表理事あいさつ
特定非営利活動法人OASISFUJIMI
岩本代表理事(右)あいさつ

スライドの様子
講座の様子
親しみやすいイラストと、聞きやすい奥山氏の語りに皆さんが耳を傾けます


 講座は、スライドを使い紙芝居のように進んでいきます。「うんうん」とうなずく方がよく見受けられました。

 「サルカニ合戦」のキャラクターが次々と登場して、物語を飾ります。

 スライドの終盤には、他県の中学生を対象に行われたアンケート結果の説明がありました。相手に対する「〇〇はこうでなければいけない」という考え方も、自分本位のものであることにはっとさせられます。
 最後に、固定観念から生まれた「理想の男性像」「理想の女性像」が発表されると、皆さん驚きとともに「そんな人はいないよね」との声もありました。
 完璧な人はいないこと、みんなそれぞれ独立した存在で、認め合うことが大切だと奥山氏は伝えていました。

午後は市立富士見台中学校3年生の生徒に向けて

 講義内容は午前のものと一緒ですが、午後は中学3年生に向けての内容です。今回は、デートDVが若い世代にとっても身近なものであることから、市立富士見台中学校に伺いました。

台中学校

 奥山氏が、まずはじめに「サルカニ合戦の話を知っている人はいますか?」と問いかけると、多くの手が挙がりました。


 デートDVというと、特に中学生の皆さんには一見縁のない話に思えるかもしれませんが、ストーリーでは身近な恋愛の様子が描かれ、自分たちの身にいつでも起こりうるものだと感じられます。

 さらにおなじみのストーリーを基に話が展開していくので、課題もスムーズに理解できます。生徒の皆さんから笑い声が起きるなど、午後もわかりやすい講義で生徒の心をつかみます。

 今回のアンケート結果を見ると、「デートDVを知らなかった」と答えた生徒は80%以上にのぼったものの、「デートDVを理解できた」と答えた生徒は95%を超えました。

感想から(一部抜粋)
「思い込みや、その人のイメージで人を傷つける人がいる。相手の気持ちになって行動できるようになりたい。」
「人の権利がいかに大切かをあらためて知った。」
「同じ年代の人が被害者や加害者になっていると聞いて驚いた。」
「DVを止めるのはまわりの環境が大切だと思った。」
「今日の講座で誰かに相談することがとても大切だということがわかった。また互いに独立した存在であることを2人が理解したい。」

中学生への講義のようす

 広い世代に向けて、心に響く講義を行ってくださった奥山氏。
 DVなどの様々な問題は、身近なものとして一人ひとりが意識することが環境を変えることにつながります。

 特定非営利活動法人OASIS FUJIMIでは、県政出前講座をはじめ、自主事業の講座、DV相談等も行っています。
 周りのことを見直すきっかけにもなるので、「私には関係のないこと」と思わずに、ぜひ講座等にご参加ください。

開催場所

お問い合わせ

協働推進課 市民参加・協働グループ

〒354-8511 埼玉県富士見市大字鶴馬1800番地の1 市庁舎2階

電話:049-251-2711(内線256)

ファックス:049-254-2000

このページのお問い合わせ先にメールを送る


サブナビゲーションここから
サブナビゲーションここまで
ページの先頭へ
SP版ページの先頭へ