令和6年度進捗状況
最終更新日:2025年11月18日
令和6年度の進捗状況
令和6年の世界平均気温は15.1度で、過去最も暖かい年であった令和5年を0.12度上回ることとなり、日本においても気象庁によると令和6年の日本の平均気温が基準値(平成3(1991)年から令和2(2020)年の30年平均値)を1.48度上回り、1898年の統計開始以降、最も高かったと発表し、平均を1.29度上回った令和5年から2年連続で過去最高を更新するなど地球温暖化の進行がうかがえる年となりました。
このような中、令和6年度における温室効果ガスの総排出量は10,325,791.55kg-CO2となり、基準年度である平成25年度に比べて28.09%(2,264,527.92kg-CO2)の増加となりました。
主な要因としては、温室効果ガス排出量の最も大きな割合を占める電気について、令和5年度より使用量は約1.6%の削減をすることができましたが、温室効果ガス排出量の計算に使用する排出係数が上昇したことに伴い、温室効果ガス排出量が大幅に増加しました。
また、電気に次いで2番目の割合を占めるガスについて、小中学校体育館への空調設備の設置により使用量が令和5年度と比べ約7.5%の増加となり、これに伴い温室効果ガス排出量も増加しました。
(注記)排出係数:電力会社が電気を作り出す際にどれだけの二酸化炭素を排出したかを示す数値。電力会社によって異なるほか、同じ電力会社でも年度によって異なる場合があります。
活動別排出量
| 活動項目 | (基準年)平成25年度排出量(kg-CO2) | 令和6年度排出量(kg-CO2) | 比較増減(kg-CO2) | 増減率(%) |
|---|---|---|---|---|
| 燃料の使用(ガソリン) | 92,401.84 |
52,279.11 |
-40,122.73 | -43.42 |
| 燃料の使用(灯油) | 27,386.81 |
9,806.99 | -17,579.82 | -64.19 |
| 燃料の使用(軽油) | 32,548.59 | 32,363.55 | -185.04 | -0.57 |
| 燃料の使用(A重油) | 554,119.34 | 40,650.00 | -513,469.34 | -92.66 |
| 燃料の使用(LPG・液化石油ガス) | 402,030.61 | 729,415.20 | 327,384.59 | 81.43 |
| 燃料の使用(都市ガス) | 516,611.88 | 1,308,181.37 | 791,569.49 | 153.22 |
| 電気の使用 | 6,428,253.26 | 8,146,435.76 | 1,718,182.50 | 26.73 |
| 自動車の走行に伴うもの | 5,139.85 | 3,245.51 | -1,894.34 | -36.86 |
| 一般廃棄物の燃焼 | 2,771.45 | 3,414.06 | 642.61 | 23.19 |
| 合計 | 8,061,263.63 |
10,325,791.55 | 2,264,527.92 | 28.09 |
備考:国の算定マニュアルに基づき、ガスの使用によるメタン及び一酸化二窒素の排出量を追加し、二酸化炭素排出量に換算しています
備考:数値は小数点以下第3位四捨五入
温室効果ガス別排出量
| 温室効果ガスの種類 | (基準年)平成25年度排出量(kg-CO2) | 令和6年度排出量(kg-CO2) | 比較増減(kg-CO2) | 増減率(%) |
|---|---|---|---|---|
| 二酸化炭素 | 8,053,352.33 | 10,273,186.66 | 2,219,834.33 | 27.56 |
| メタン | 119.90 | 41,485.64 | 41,365.94 |
34,558.01 |
| 一酸化二窒素 | 5,815.60 | 9,871.25 | 4,055.65 | 69.74 |
| ハイドロフルオロカーボン | 1,976.00 |
1,248.00 | -728.00 | -36.84 |
| 合計 | 8,061,263.63 | 10,325,791.55 | 2,264,527.92 | 28.09 |
備考:国の算定マニュアルに基づき、ガスの使用によるメタン及び一酸化二窒素の排出量を追加し、二酸化炭素排出量に換算しています
備考:数値は小数点以下第3位四捨五入
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