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教科

最終更新日:2023年12月19日

項目対象
作文が嫌いな子への指導法小3 女子
文章力をつけさせるには小3 女子
社会が嫌いな子小6 男子
家庭科が苦手な子小6 女子
理科が嫌いな子小5 男子
絵を描くことを嫌がる子小1 男子
英語の指導法について中1 男子

作文が嫌いな子への指導法 小3 女子

Q小3女子ですが、作文が嫌いで困っています。作文の宿題がでると不機嫌で、どう書いてよいのか分からない様子です。よい指導法があれば教えてください。
A「作文は嫌い」というお子さんは、作文というと原稿用紙にあらたまって書くという考えが強いようです。
その考えを取り除くための方法をいくつかご紹介しましょう。
(1)お手紙を書く
相手がはっきりしていて、相手に伝えるという必要性があることから、気軽に鉛筆をとって書くことができます。
(2)伝言板を使って
家族の中でお願いや忘れてはいけない予定などを書きあってみます。相手に伝えるための工夫が少しずつわかってくるはずです。
(3)交換日記
本来、交換日記は、文章力をつけるためのものではありませんが、お互いの気持ちや、考え方を伝え合うという本来の目的を通して書くことへの抵抗を少なくしてくれます。
日頃から書く習慣をつけることと、いろいろなことに感動する心、そして、ものを見る鋭い目を育てることが大切です。そしてその子の良さを認め励ましていくことを心がけてみてください。

文章力をつけさせるには 小3 女子

Q小3ですが、作文が嫌いで困っています。特に作文の宿題をだされると無口になり不機嫌になります。文章力をつけさせるためには、どのようにしたらよいでしょうか。
A作文というと、あらたまって原稿用紙にきちんと書くもの、という考えが強いようです。しかし、作文を書きたがらないお子さんでも、手紙なら書くという場合が意外と多いのです。この手紙を書くという場を利用して、まず、気軽に鉛筆をとって文章表現をするように仕向けてみるのも、一つの工夫です。
最近、家庭の伝言、忘れてはならない用件の記録に「家庭黒板」を利用している家庭が多いようです。この家庭黒板を利用してみるのも一つの工夫です。相手に伝えるためには、必要なことをわかりやすく、時には情感を込めて書く、表現を工夫して書くことが、徐々にわかってくるはずです。

社会が嫌いな子 小6 男子

Q小6男子ですが、社会科が嫌いで困っています。社会科は暗記する学科ともいわれていますが、記憶力が弱いため嫌いになったのでしょうか。どう指導すればよいでしょうか。
A地名、年代など、覚えることが多いために社会科は暗記教科と思われがちですが、実は、問題解決の教科であり、その問題はごく身近にあるものなのです。
地図を例にとってみましょう。まず地図記号を次いで県庁所在地や主要な都市を・・・といった覚え方をしたものは、お子さんの頭の中でバラバラの存在にすぎず、生きた知識とはいえません。
しかし、例えばテレビで「野辺山の農業」を見て、実際に行ってみたいと思い調べたとしたらどうでしょう。鉄道は何線が走っているのだろう、自動車で行けるだろうかと思い地図帳を開くと、記号の意味を知る必要がでてきます。この駅が近い、トンネルがあるな・・・など、興味、関心に支えられて関連的・発展的に考えを広げていったときに得られた知識はお子さんの中に定着し、記憶に残っていくものです。
つまり、社会科の学習材料はきわめて身近にあるのですが、見すごしてしまっているのです。身近な現象に目を向け、関連づけたり比較したりして考えを深め広げていくことが、社会科を好きにし、力をつけるコツなのです。

家庭科が苦手な子 小6 女子

Q小6女子ですが、家庭科が苦手です。女の子なので家庭科の勉強は重要なのですが、ぜんぜん関心がないようです。どのようにすれば、関心を持つようになるのでしょうか。
A家庭生活とのかかわりの深い教科である家庭科を好きでないと心配されるお母さんの気持ちはよく分かります。でも、お母さんの考えられていられる家庭科というのは、もしかしてお料理、お裁縫ではないですか。家庭科はそれだけでなく、家庭生活のあれもこれも、すべてが含まれるのです。学校で学んだことを、日常生活の中で実践できる教科なのです。家庭科は、学校生活よりも家庭の日常の生活の中に、生きた教材がたくさんあるのです。
例えば、お茶とお菓子のすすめ方、挨拶などの一般的な学習をしますので、お客様がいらしたら、それを具体的に試みてはいかがでしょう。
また、学校での栄養の学習や調理実習などを生かして、お子さんと献立を考えて一緒に買い物をしたり、食事の準備をするのもいいですね。このように日々の生活の中で家庭科の学習ができるのです。好きにさせようと思わなくても、お母さんが一緒にやってみるとこだと思います。そして、お母さんがほめる言葉がけやきっかけをつくる言葉かけをしていくうちに、興味がでてきて好きになってくるものと、思われます。

理科が嫌いな子 小5 男子

Q小5男子ですが、理科がどうも嫌いで弱っています。動植物の本は好きで虫の名前はよく知っていますが、その他の項目はまったくダメで困っています。
Aお子さんは、動物や植物の本は好きで、虫の名前はよく知っているが、他の項目についてはだめで、理科は嫌いとのことですが、実物との直接的な触れ合い-実際に観察する、さわってみるということが何より大切といえましょう。具体的に自分の目でとらえ、触ってみることは、図鑑の写真でのみ見ていた時とは異なり、実感を伴った理解につながってくるのです。
種の発芽を例に考えてみましょう。わたしたちは種をまくと水をやります。お子さんも、自分の好きな草花の種をまき、あたり前のこととして水をやり深く考えることはないでしょう。このあたり前のこととして見ていることに目をとめ、立ちどまり考えさせてほしいのです。自然現象についてぼんやりと見ていることに光を当て、疑問をもち、考えていく姿勢をつくることが、理科の好きな子をつくる鍵ともいえるのです。
科学博物館等へ行くと展示以外に模型による原理の説明をする設備もあります。施設を上手に利用することもお子さんを理科好きにする一つの入り口になるでしょう。

絵を描くことを嫌がる子 小1 男子

Q小1男子ですが、絵を描くことをいやがります。学校でも絵を描くのが一番嫌いだと言っているそうです。どうすれば喜んで絵を描くようになるでしょうか。
A絵をかくというのは、心の中の感じや気持ちを「表現」したくなってかくものなのです。
絵を描きたいという気持ちがおこる前に「描きなさい」といわれたり、絵の技能をみて、上手、下手など言われたりすると、それにこだわり、手も心も縮んでしまい、かかない子、描くのが嫌いな子になるのです。
ですから、家では絵のことを口に出すのでなく子どもの心に「感動」が生まれたとき、それを引き出すことに努めましょう。「うれしい!」「おもしろい!」などの気持ちに注目して、その心に親の心の波長を合わせるのです。また、美しい花を見てお母さんが「きれいだね」と感動を表現してみせ、子どもも「きれいだね」と、同じ感動を味わう経験なども必要です。
子どもの絵を見るときは、できれば絵でなく、何を表現しようとしたかに注目してみましょう。子どもの絵には、その子の個性、性格、体験などが表現されているものなのです。
子どもの絵について、親の理解が深まれば、技能を批判したり、かくことだけを催促することもなくなるでしょう。喜んで絵をかくようにするには、親の絵の見方、考え方の変化が大切なのです。

英語の指導法について 中1 男子

Q中1男子ですが、英語になじめず、困惑している様子です。発音やつづりもでたらめで、意欲も薄れがちです。何かよい指導法がありましたら教えて下さい。
Aまず、お子さんがどのようなことに困惑しているか、ゆっくり話しに耳を傾け一緒に考える機会を持たれてみてはいかがでしょうか。
英語は、お子さんにとって初めての第一外国語といえます。幼児が、日本語を覚えるのとおなじように、学校の英語の時間以外に少しでも多く英語に接し、慣れ親しむことが大事です。英語が好きで得意な人は、その人なりに家庭で工夫したり、努力しているものです。
ご家庭でできることとして、たとえば、街で見かける英語を話題にしたり、テレビを利用して英語に慣れ親しむなど、親子で日常的な取り組みをされてはいかがでしょう。また、お子さんと一緒になって単語カードを作成したり、クイズ形式で問題を出し合ったり、教科書の暗記を交えながらやってみるのも一つの方法でしょう。「英語って楽しいんだな」と思える時間をお子さんと共有し、意欲を持つきっかけになればいいでしょうね。
お子さんに合った学習方法など専門的なことは、思い切って担当の先生にご相談してみたらいかがでしょうか。きっと、具体的なアドバイスがいただけると思います。

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教育相談室

〒354-0002 埼玉県富士見市大字上南畑1317番地(富士見特別支援学校3階)

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